ルポライター川田の教える葬儀記事まとめ

仏式の葬儀で使われるぼんぼりの意味

2017年07月08日

宗教によって葬儀の時のお供え物は異なる為、遺族として葬儀をおこなう場合、前もって個人がどんな信仰をしていたのかを確認しましょう。神道を信仰している場合や、仏教を信仰している場合、また、キリスト教を信仰している場合によってお供え物が大幅に異なります。

香典とお供え物、どちらを送ればいいのか迷う人もいますが、亡くなられた方の宗教がわからなければ香典のほうが無難といえるでしょう。供え物・供花の類を遠慮する旨が遺族から示されている場合には、香典を送ってください。

仏式の場合のお供え物として、五供に故人の好きだったものを備える傾向が強いです。五供とは、花・お香・あかり・水・食べ物とされています。お香は線香をあげる為に十分ですが、明かりとしては雪洞を使う家庭が少なくありません。

理由のひとつとして、ろうそくでは風によって消されてしまうリスクがあるからです。仏が煩悩を打ち払い、悟りにいたった光を表現しているという説もあります。ぼんぼりは現代においてろうそくをあかりとせず、電気で照らしている事が殆どです。

なお、神式の場合、ろうそくやぼんぼり、線香といったものはふさわしくないと判断されている為、用意されません。なお、キリスト教の場合はお供えの制度自体が存在しておらず、供花が一般的です。それぞれの宗教の違いによって、お供えするものが異なるため、前もって宗教を確認しておかないと故人に失礼になる為、注意しましょう。

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