歳をとるにつれて誰もが一度は考える「葬儀」についてですが、その中でも人に聞きたくてもなかなか聞きづらいことといえば、葬儀にかかる費用ではないでしょうか。もちろん一言でお葬式と言っても様々な種類やスタイルがあり一概には言えませんが「第4回お葬式に関する全国調査(2020年)」調べによると、一般的にお葬式にかかる全国の平均費用は208万200円という結果になりました。
その内訳としては、火葬料や斎場の使用料を含む葬儀費用が119万1.900円で返礼品や香典返しにかかった費用が33万7.600円、そしてお坊さんなどの宗教者への御礼として納めるお布施が23万6.900円ということです。
以上が主な費用の平均になりますが、香典を受け取る場合は香典の分を差し引くことが出来ます。香典の平均額が71万1.400円なので、その分を差し引くと合計が136万8.800円となります。以上は一般的なお葬式の場合ですが、家族や身内だけで行う「家族葬」や1日のみで火葬まで済ませる「1日葬」、火葬だけを行う「火葬式」などでは費用が安めです。
まずはお葬式の規模はどれくらいを予定しているのか、何人くらいに参列してもらうのかを決めて、それに見合った費用を算出してみるようにしましょう。