葬儀場を選ぶ際に失敗をしないためには、親族で色々な会場を回ってみるのはもちろんのこと、施設内にどのような設備があるのか把握をしておくのがおすすめです。特に、高齢の参列者が安心して通夜と告別式を終えられるようにするには、バリアフリー対応のエレベーターやスロープなどが設置されているところや、駅周辺から近いところを優先的に選ぶのがポイントです。
最近では、各地の葬儀業者の公式サイトやブログなどに、地域内の葬儀場の交通アクセスや具体的な設備、サービスの内容などが分かりやすく掲載されていることがあるため、隙間時間を使って希望に合うところを見極めることが肝心です。
一般的に、施設内の設備にこだわりがあるところや、最寄駅から徒歩数分の位置にあるところは、年間を通して葬儀の予約が取りづらくなる傾向が見られるため、余裕を持って契約手続きを始めることが大事です。なお、葬儀場内の部屋の数や収容人数については、葬儀に参列をした経験が少ない人にとって分かりにくいところもあります。
そこで、葬儀の費用を無駄にしないためにも、複数の葬儀社のパンフレットに目を通したり、店頭やネット上で生前相談の対応をしているところに問い合わせをしたりするのが有効です。