葬儀はまず行う日程を決める必要があります。参列者は時に遠くから来てもらうケースもあります。交通機関の状況も確認し、きちんとしたスケジュール調整が必要になります。できれば暦も考慮して日程を検討してください。
暦のうえで友引は「凶事に友を引く」という意味がありあまりよろしくありません。気にしない人もいますが、高齢の方には友引を気にかけるかたもいます。参列者の顔ぶれを見て暦を判断しましょう。故人は火葬場以外では火葬できません。
日程を決める際に火葬場が空いているか問い合わせましょう。人口の多い首都圏では予約で埋まっていることも多く、希望日に予約できないこともよくあります。また、火葬場は友引が休館日に定められていることも多いので注意します。
もし家族が菩提寺と付き合いがあるなら優先して僧侶の都合を配慮します。菩提寺の住職に読経を依頼しなかった場合、墓への納骨を断られることもあるからです。遠くにある場合でも僧侶に相談して決めましょう。菩提寺で付き合いはなくても、宗教儀礼で葬儀をすることは可能です。
葬儀社の人に頼んで宗教者を紹介してもらいましょう。日程は打ち合わせで決めることになります。日程調整などでなにか困ったことがあっても相談できるので安心です。