故人は火葬場で火葬することになります。火葬するためには「火葬許可証」が必要です。医師から受けた死亡診断書か警察署から交付された死体検案書を用意します。役所では必要事項を記入した死亡届を提出します。届出人の印鑑を忘れないようにしましょう。
この届出は葬儀社が代行してくれます。死亡届の提出はいつでも対応しますが、役所の業務時間外では提出先は守衛室になります。提出は亡くなってから7日以内と定められているので注意しましょう。受理されないと、火葬許可申請書が発行されません。
遺影写真は厳格な決まりはありません。人柄が分かる写真や、思い出の写真を選んでも問題ありません。小さく写っている写真や写真で着ている服や背景が不安なら相談してみましょう。遺影として加工できるなら問題なく使えます。
お通夜や告別式などで参列者を呼ぶなら訃報通知を送ります。訃報通知も葬儀社が代わりに作成してくれます。棺に入れるものや葬儀の当日に会場に飾るものも準備しましょう。故人の好きだった物や思い出の物、写真など色々あります。
愛用した物を棺の中に入れることはできます。しかし、火葬の際に燃える物が条件なので、ガラス・貴金属・金属を含むものは燃えません。燃えないものは骨壺に入れましょう。