お葬式に参列する際、服装は喪服を着用するのがマナーであることは誰もが知っていることですが、実はバッグなどの装備品にもマナーがあります。黒いからこれでいいやと思ってもデザインや質感がマナー違反であった、なんてケースもあるので注意しましょう。
葬儀に使用するバッグは「マットな黒色」「合皮か布」「金具が光らないもの」「コンパクトなハンドバッグ」などのルールがあります。色はブラックが原則で、柄物は避けます。葬儀で目立つのはNGとされているので、光沢がない素材で、金具は黒かグレーのものがいいでしょう。
そして本革は殺生をイメージさせることから葬儀には使用してはいけないとされています。ただ最近では明らかに動物の皮だとわからなければ本革でも良いという声もあるので、地域によるマナーを確認することをおすすめします。
サイズは大きすぎないハンドバッグやクラッチバッグです。リックやショルダーバッグはカジュアルすぎるので葬儀には向きません。バッグが小さくて荷物が入らない場合はサブバックを持つといいでしょう。サブバックだからと言って派手なものはよくありません。
基本的には黒のトートバッグですが、事情がある場合はシンプルで地味なデザインの大きめのサブバッグを選びます。
