葬儀には様々な種類がありますが、多く選ばれている式タイプとなるのが一般葬です。昔から選ばれている式タイプであり、地域による風習なども守りながら最後のお別れができる式タイプといえます。また多くの人が参列者として最後のお別れをする事ができ、故人にとっても多くの人達に見送られるという点ではよい供養ともいえます。
ただし一般葬独特の特徴がメリットでもあり、注意点となる事も把握しておく事が重要です。まず一般葬は参列者自体に制限がないので多くの人が葬式に参加出来ますが、逆に多くなりすぎてしまう可能性があります。特に故人の生前の交友関係の広さによっては、参列者が300人を超えるという事も想定する必要があります。
多くの人に見送られるという点ではメリットですが、遺族にとっては費用が高額になるという事に繋がります。参列者に対する返礼品や振る舞われる食事などは、参列者自体の人数によって金額は変わってきます。増えてくればそれだけ費用がかかり、式場自体の広さも確保する必要があります。
そのため参列者が自由だからこそ、葬式にかかる費用が高額になりやすい式タイプといえます。また参列者の対応は遺族が行いますが、300人もの参列者を2日間に集中して対応するので負担になります。