ルポライター川田の教える葬儀記事まとめ

宗派別によって知っておきたい焼香の仕方

2022年06月16日

葬儀の際に行う焼香だけれども、宗派によってどんな違いがあるのかを知っておくと役立ちます。浄土真宗本願寺派場合、右手の親指、人差し指、中指で抹香をつまみ香炉にくべます。それから浄土真宗大谷派の場合には、抹香をつまみ、額まで持ち上げ落とすことを2回行います。

それから、天台宗の場合にも同じく、額に抹香を持ち上げて落としますが、特に回数は決まっていないので、1回でも2回でも大丈夫です。他にも、真言宗の場合には、3回、日蓮宗の場合には、右手親指と人差し指で抹香をつまみ香炉にくべます。

正式には、3回ですが、一般の参列でいかれる場合には、1回でも大丈夫です。それから、臨済宗の場合には、右手の親指、人差し指、中指でつまみ、香炉に落とします。特に額まで持ち上げることはありません。それから、曹洞宗の場合ですが、右手の親指、人差し指、中指で抹香をつまみ、1回は額へ持ち上げ、落とします。

それから2回目は、抹香をつまみ、そのまま落とします。また、浄土宗の場合には、右手の親指、人差し指で抹香をつまみ、額まで持ち上げ香炉へと落とします。宗派によってこれらの違いがあることを知っておくと、参列された際にとても役立ちます。

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