ルポライター川田の教える葬儀記事まとめ

昔のお葬式はほとんどこれでした

2021年06月23日

自宅葬は文字通りに自宅でお葬式をすることを指します。今のお葬式はほとんどどこかの葬儀業者の会館で行うことが一般的ですが、90年代くらいまでは自宅でのお葬式のほうが一般的でした。自宅でお葬式をしなくなった理由の1つが家での事前準備や片づけに追われることで、これを敬遠して多くの人が葬儀会館での葬式を希望するに至っています。

今でも少数の人が自宅での葬式を行っていますが、自宅でのお葬式のメリットは自宅が葬儀会場なので葬儀会館へ行く時間を省けることにあります。というのは依頼者のお住いの地域によっては葬儀会館までの距離と時間が何十キロや何時間ということもあり得ます。

これだと葬儀会館で一晩を過ごさないとならないということもあり得ますが、自宅以外の場所で長い時間を過ごすのは精神的にもかなりしんどい部分があります。ですが自宅が葬儀場だと自分の家で最小限の疲労で過ごすことが可能になります。

ただ自宅が葬儀場の場合だと家とその周辺道路がそれなりに広いことが条件となってきます。というのは家が狭すぎると親族などがそこへ入りきれなくなってしまいかねないからです。また霊柩車は普通の車に比べて車体が少々長いので、やはり道路もそれなりに広くないと家の前までやってきにくくなりかねません。

そして最後は家で葬式をしてもその騒音などをある程度配慮できる周辺の家々の環境が求められます。

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