普段からファッションに関心が高い女性ですが、葬儀参列時にはその場にふさわしい装いが必要です。クロコなどの皮革タイプの素材は避けること、真冬であっても毛皮を選ぶのも向いてはいません。どうしても革製品を選ぶ必要があるなら、光沢のないものを選ぶことです。
弔事のシーンであることからも、光を反射させるような装飾品も慎むべきです。夏場などは気温が上昇をしますから、普通の夏の装いであれば冬場よりもずっと開放感がある服装になります。しかしそれが暑い時期であっても、肌の露出の多い服装を葬儀に選ぶべきではありません。
むしろ肌の露出は極力避けること、夏であってもミニスカートやショートパンツは控えます。大人になったら自分専用の、黒い喪服を用意しておくと慌てることにはなりません。訃報は急にやってくるため、冷静な対応をできるように準備は必要です。
喪服があればよいですが、黒いシンプルなワンピースなどでも構いません。黒のスーツであったり、黒のセットアップなど、派手ではなくシンプルで露出も少ない衣装を選ぶことです。スカート丈もバラバラではあるものの、自分の膝が隠れるくらいの長さはあった方が無難と言えます。胸元が大きく開いたデザインは避けること、足元に合わせるのは靴下ではなく黒のストッキングです。
