自宅葬を検討している方へ、どんなメリットがあるのかをお教えします。まず、自宅葬は、自宅で通夜や葬儀を行うことをいい、核家族化やスペースの問題などで自宅で行う方が減ってきている事実があります。ただ、自宅で行うにあたりどんなメリットがあるのかというと、故人が思い出の詰まった場所でゆっくりと見送りをすることが出来ます。
しかも闘病生活が長かった方の場合、自宅に戻りたいという故人の要望にも応えてあげることが出来ます。それから、次は、式場を借りることがないため、式場にかかる費用を払わなくても良いのがメリットです。これは、小ホールであっても大ホールであっても、公的な斎場であっても費用が発生しますが、自宅の場合には、一切かかりません。
葬儀社に祭壇などの費用がかかるだけですので、かなり費用を抑えることが出来ることから最近では多くの方に見直されています。ただ、自宅葬を行うにあたり、注意点があります。それは、遺族の方を安置させる場所を確保する必要があるほか、遺族の方の生活のスペースがなくなることがあります。
また、マンションなどの賃貸で生活をしている方は、その場所で行うことが出来ない場合があります。これらのことを注意点として知っておくと便利です。