葬儀に参列するのが高齢者であれば、斎場選びではどこに気をつけるべきでしょうか。遺族、特に喪主がそうした決め事の指揮を取るでしょうし、故人が高齢であれば、やはり友人や会葬者の多くが高齢者となります。まずは、斎場までのアクセスの問題もあります。
分かり易いような地図、案内の看板も必要でしょう。看板設置は業者が担ってくれますし、スタッフが案内係となり立ってくれていますから、問題も少ないはずです。訃報の知らせをする際には、会場の住所や電話番号などもしっかり伝えましょう。
また、火葬と葬儀が別の場所という場合もあります。併設されていないのならば、火葬場までの車の手配も行います。ちなみに、最近できた斎場であれば、バリアフリー化された会場であることが大半ですし、火葬場も併設されています。
雨などで足下を濡らさずに移動ができる会場選びも必要です。しかし、歴史あるところでは、車椅子が通れない廊下、階段やトイレ事情なども負担になります。特に高齢であれば、喪服も和のしつらえでしょうから、トイレが近場にあること、控え室やロッカーなどがあるところを選ぶようにしましょう。
もちろん、会場には椅子を用意すること、畳などの正座できる和室での祭壇づくりもいいでしょう。