嫌いな人は嫌いではあるのですが意外と好きな人が多いというのがお線香の香りです。葬儀に欠かすことができないお焼香というのも似たような香りがするわけですが、これは良い香りがでるようにということで作られています。
お焼香とかお線香というのは葬式においてとても重要な儀式の道具の一つでもあります。宗派的に色々と解釈の違いがあるということではありますが、その煙が亡くなった人が冥府の旅をする時に食事として利用するものになると言われているので絶やすことなくやるという必要性があることになります。
そこまで知っている必要性はないですが、要するになんといってもやり方はそれなりに知っておいた方が良いです。そして、宗派によって違いがあります。例えば浄土真宗などであれば立てるのではなく、折って置くというのが作法になっています。
抹香の捧げ方にも宗派によって違いがあります。浄土真宗であれば祈るような動作は必要なく、単純に香炉に移すだけ、ということになります。やり方に差異はあれど、それほど重要な違いというわけではありませんから、それは極端に問題のある違いではありませんから、あくまで自分の宗派のことを知っておけば良いでしょう。