ルポライター川田の教える葬儀記事まとめ

葬儀の後に催される会食会の執り行い方

2019年09月24日

葬儀が終わった後、引き続き参列者で会食会が催されることが一般的です。この会食は、葬儀に要する時間が長いことから、参列者の方へ休憩の意味合いを込めて食事を提供するという目的だけでなく、故人の方を偲ぶためとしても設けられています。

普段、親族が一同に会する機会はそう滅多にあるものではありません。そこで、会食をしながら故人の思い出話に花を咲かせることが、一種の弔いになることでしょう。このような観点から、食事のメニューは故人が好きだったお店の仕出し弁当など、故人と縁のあるものが選ばれることが多いです。

会食に要する時間は小一時間程度と短く、ざっくばらんな雰囲気で行われます。葬儀の内容からは外れる任意の会なので、遠方からの参列などで都合が付かない場合には、必ずしも参加しなければならないものではありません。

また、この際にお供えとして参列者が持参したお菓子などを配ることがあります。地域によっては、お供えとしてではなく、「お寂し見舞い」と呼ばれる手土産として、参列者がお菓子を持参する風習もあります。いずれにしても、持参したお菓子はその場でばらすことを念頭に置き、個包装になっていて小分けにできるものを選択するのが良いでしょう。

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