近年日本でもよく耳にするようになったのが密葬であり、新たな葬儀スタイルの一つとして注目を集めています。しかし密葬について詳しく内容を理解している人は、そう多くはないのではないでしょうか。身内を中心とした親近者のみで行う小規模な内容であり、簡単な葬儀と火葬を済ませて、後日死亡通知などにより、故人が亡くなったことを知らせるという流れになります。
本来は本葬を行うことを前提としており、先に親族中心で行う葬儀とされていましたが、近年では密葬のみで終わるというケースも増えており、家族葬と同じ意味で使われることもあります。密葬ということは周囲に知られないようにすることが大切ですが、どの範囲の人にまで知らせるのかということがポイントとなってきます。
本当に親しい間柄の人など、密葬ということを伝えて参列してもらいたい人にはもちろん伝えるべきですか、周囲からの理解を得ておかないと参列したくてもできなかった人と、後々トラブルになってしまいかねないので気をつけましょう。
密葬の場合は、執り行った後にどの範囲まで知らせるのかということも考えておかなくてはなりません。金銭面の負担は抑えることができますが、メリットだけではなく注意点も頭においておくべきです。
