葬儀場を選ぶ際に失敗をしないためには、親族で色々な会場を回ってみるのはもちろんのこと、施設内にどのような設備があるのか把握をしておくのがおすすめです。特に、高齢の参列者が安心して通夜と告別式を終えられるようにするには、バリアフリー対応のエレベーターやスロープなどが設置されているところや、駅周辺から近いところを優先的に選ぶのがポイントです。最近では、各地の葬儀業者の公式サイトやブログなどに、地域内の葬儀場の交通アクセスや具体的な設備、サービスの内容などが分かりやすく掲載されていることがあるため、隙間時間を使って希望に合うところを見極めることが肝心です。
会社の社長などが亡くなったときは合同葬のように大規模な葬儀を計画しなければなりません。最近では合同葬のスタイルも多様化しているのでコンセプトを決めてから周囲に連絡をしてください。葬儀は故人の知人や親族と一緒に計画をすることになります。合同葬は一般的な葬儀よりもコンパクトに済ませることができるのでコストを抑えることができます。また、会社の関係者を招待すると広報活動にもつながるのでタイミングを見分けてから報告をするようにしましょう。
お葬式に関してわからないことがたくさんある方も多く、人から教えてもらうことで新しい発見ができる方もたくさんいます。しっかりと分からないことを教えてもらうことにより、きちんと理解して全体の流れを把握している状態で動くことができます。知らないことが多いと、何から始めていけばよいのかわからない状態で戸惑ってしまう方もたくさんいる点に注意です。安心して準備を進めていくことができるようにするためにも、葬儀の経験がある方のアドバイスをもらえるようにすることをおすすめします。
遺骨をお墓に納めて供養することを納骨といいます。四十九日法要と同じタイミングで行ったり、四十九日法要を終えてから行うのが一般的だと言われていますが、実はお墓に納める時期に特に決まりごとはありません。そのため、自宅にしばらく遺骨を安置しておき、たとえば一周忌法要などを目処に行うことも可能です。特に定められた時期はありませんので、遺族の気持ちが落ち着いてから、穏やかな気持ちで納骨を行うとよいでしょう。