近年、エンディングノートに注目が集まっていると言われています。エンディングノートというのは、自分にもしものことがあったときのために、自身に関する様々な情報や気持ちを書き残すためのノートです。自分の人生とあらためて向き合うことができる上、もしものときに家族に必要な情報と自分の想いを言葉で残すことができるため、終活を始める人にとって役立つものになっています。エンディングノートには、自分が希望する終末期医療について、どのような葬儀を行ってほしいか、などを書いていきます。
自由葬をしたいと考えている方へ、お教えしたいことがあります。それは、自由葬を行った事がある葬儀社を探すことです。実績のある業者さんの場合には、どんな形が良いのか、ある程度のテンプレートがあります。音楽をメインにとか、お花をメインに、また、動画等をメインにするなど、手慣れているので、慣れた業者さんを見つける事です。それから次は、家族からの同意を得ておく事です。故人の方の想い、それから家族の想いだけでは、親族の方など同意してもらう事が出来ず、後でトラブルにもなりかねません。
昔のお葬式のイメージを持ったままだと、準備を進める必要があるときに、柔軟な対応をするのが難しいのではないかと感じる方もいます。見積もりを出してもらう時に、費用が掛かると感じていても、値引き交渉などがしにくい印象を持つ方もいますし、暗い印象を持つ場合もあります。いろんなお葬式の進め方があるため、柔軟な対応ができる葬儀会社もありますし、料金を安く抑えられるように企業努力を行うところも探せます。無駄を省き、コストカットを行うことによって、料金を安く抑えてお葬式を行うことができるところもたくさんあります。
葬儀が行われる場合、一般の参列者は葬儀の案内を受け取ります。宗教色のない葬儀の場合は、喪主による案内で「平服でお越しください」とあることもあります。平服は普段着の意味がありますが、かといって普段と同じ服装でいいわけではありません。それほどかしこまらなくていいですが、こういった場合は略喪服がマナーです。略喪服はシックで派手でない色合いの装いとなります。リクルートスーツも略喪服となるので持ってない場合はスーツでも大丈夫です。