家族葬は、高額な費用が掛からないことや、準備にそれほど長い時間が必要ないことから、様々な立場の親族の間で注目が集まっています。大手の葬儀業者の中には、低価格の葬儀のプランを専門に扱っているところもたくさんあるため、経済的な負担をなるべく少なくしたい場合には、積極的に複数の業者の料金体系を比較するのがおすすめです。また、家族葬の際に通夜と告別式をまとめて一日で行いたい場合には、ベテランの営業担当者や司会進行が揃っている業者にお世話になることが肝心です。
お葬式の準備を進めていきたいときに、わからないことが多くあると、作業が遅れてしまうことがあるため、注意が必要です。葬儀会社に連絡をすれば、全ての作業が完了するわけではなく、家族がしなければならないことがたくさんある点に注意することが重要になります。何から取り掛かればよいのかが分かっている方だと、優先して進めていく必要があることから始めていけます。期限のある書類の提出など、きちんとわかっている方なら、トラブルが発生することのないように順番をきちんと決めていくことができます。
葬儀の際に行う焼香の事を知りたい方へお教えしたい事があります。仏教の場合の正しい仕方は、祭壇の方に進み、遺族の方に一礼をします。それから台の一歩手前まで行き、遺影や祭壇をみて一礼をします。それから親指、人差し指、中指で抹香をつまみ、額の方まで持ち上げます。それを香炉へ入れます。宗派によっては回数が決まっている場合がありますが、一般的に参列者が多い場合には、1回行います。これが、一般的なやり方です。
知り合いや親戚などの葬儀に参列をするときに、何も持って行かないと失礼になります。葬儀の内容にもよりますが食事が提供されるようなケースもあるので、それらの費用を参列者もサポートをするような気持ちが必要です。香典を持参することで故人や遺族への気持ちを伝えることができますから、しっかりとした金額で持参をするのが大切になります。香典は当然ながら現金を包むことになるので、商品券などを包むのは失礼になります。