葬儀に参列することは長い人生の中では何度か経験することになりますが、近親者という立場で参列することはそう頻繁にはないのではないでしょうか。一般的な参列者とは異なる点に気をつけておかなくてはなりません。親近者ということは、他の参列者も知っており遺族の一員という目で見られているので、葬式を執り行う側の立場として参列しなくてはならないケースも多いです。喪主や遺族とよく話し合っておくようにしましょう。中には受付や案内係をはじめとした役割を任せられることもあるということも頭に置いておかなくてはなりません。
宗教によって葬儀の時のお供え物は異なる為、遺族として葬儀をおこなう場合、前もって個人がどんな信仰をしていたのかを確認しましょう。神道を信仰している場合や、仏教を信仰している場合、また、キリスト教を信仰している場合によってお供え物が大幅に異なります。香典とお供え物、どちらを送ればいいのか迷う人もいますが、亡くなられた方の宗教がわからなければ香典のほうが無難といえるでしょう。供え物・供花の類を遠慮する旨が遺族から示されている場合には、香典を送ってください。